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高金利の借金をする理由~債務者を分析~

※今回紹介するデータは記載がない限り「金融庁委託調査 貸金業利用者に関する調査・研究(2020)」のデータを紹介しています。

こちらの解説動画

www.nicovideo.jp

 

目次

  1. 金利借金の種類
  2. 金利借金の理由
  3. 年収ごとの希望金額の借入可否について

 

1. 高金利借金の種類

今回紹介する高金利借金の種類は「クレカ会社のキャッシング・カードローン」「消費者金融からの借入」、「商工ローン」からの借入を指します。

 

キャッシングとは

クレジットカード会社などのサービスで、カードを使って現金を下ろすことができる機能 金利は15~18%程度

 

カードローンとは

クレジットカード会社などのサービスで、カードを使ってお金が借りられる(ローンが組める)機能 金利は3~18%程度

 

消費者金融とは

アコムやプロミスなどの「貸金業法」という法律に則って融資を行っている会社 金利は3~18%程度

 

商工ローンとは

ノンバンク(銀行以外)が中小企業向けに事業資金を貸し出すこと 金利は~18%程度

 

これらの高金利の借金を経験したことがある人は全体の10.3%でした。

結構多いですね、計算違うかな?



2. 高金利借金の理由

 

3年以内に高金利借金をした人の借金理由の割合を下のグラフに示しています。

複数回答が可となっているため、すべて合計すると100%を超えています。

一番多い理由が、「生活費不足を補うため」でした。

また、他の借金を返すために借金をしたという人も6%いて借金の泥沼にはまってしまっている人もいるようです。

 

続いて、すべての借金理由を分類してみます。

青色に染めたものは「医療費の支払いのため」と「冠婚葬祭費用の支払いのため」で突発でかかってしまうものです。貯金不足ではあるものの、突発なのでしょうがないかなと思えるものです。

 

赤色に染めたものは「ギャンブル費」や「遊ぶため」など理性不足、家計管理不足が原因のものです。生活費不足も、家計管理不足でついつい遊んでしまって生活費が足りなくなってしまうケースも多くあると思うので、半分赤色としています。

 

緑色に染めたものは「住宅ローン」や「学費」、「生活費不足」など貧困が原因のものです。

 

青の「しゃーない」赤の「理性不足」緑の「貧困」黄色の「その他」の割合を出してみると、赤の理性、家計管理不足が圧倒的に多く、99.4%もいます。二番目に多いのが緑の貧困ですね。

どうりで、消費者金融のCMは「いましかできないことをやろう」とか理性を外すための広告を流しているんですね。

 

さて、それぞれの借金理由について、年収別のデータがありましたので、そちらも見ていきましょう。

「生活費不足」と「欲しいものがあった」を理由とした借金は年収が上がるほど、割合が下がっていますね。(とはいえ、年収1000万以上あって生活費足りないって・・・)

そのほかはあまり年収との相関関係は見られませんでしたが、年収1000万以上の人は、「クレカの利用代金不足」の割合が顕著に高かったです。年収が高く、いくら使っても大丈夫だろうと思い込んで使い込んでしまう可能性がありますね。

 

所感としては、全体的には年収が変わっても、大きく理由は変わらないんだなと感じました。高金利の借金をする人の性質は、年収が高かろうが同じということなのでしょうか。

 

3. 年収ごとの希望金額の借入可否について

 

借金をしようとした際に、希望金額を借りられたのかについてみていきましょう。

やはり年収が0の人は「借入ができなかった」割合が38%でかなり高い水準にありました。しかし、年収が1~300万の人よりも501~1000万の人の方が「借入ができなかった」割合が多い結果となりました。

年収が高いのに希望の金額が借りられないのは不思議ですね。

 

1000万以上の年収でも、借入ができなかった人が21.5%もいるのは、かなり驚きの数字でした。

 

次は、別資料からの引用となりますが、カードローンをした時の借入金額を見てみましょう。(引用元 https://manekai.ameba.jp/cardloan/user/)

10万円~50万円が一番多いですね。100万円以上の人も16%位いますが、100万円借りたとしたら金利が10%とすると、金利だけで10万円取られるんですよね・・・

 

まとめ

金利の借金をする人が身近にいなかったので、どれくらいいるのか調べてみましたが、

1,高金利借金経験者が10人に一人もいる

2,年収の高低によって借金をする理由は変わらない

3,希望の金額を借り入れることができない人は結構いる

がわかりました。分析してみると面白いですね。

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